20系アルファード異音修理

 

勝北SSの福原です。

 

今日は20系アルファード異音修理です。

通常に走行している時は気にならないのですが、徐行して軽く段差を越える時に「コトコトコト….ゴロゴロ….」と、インパネ辺りから異音がします。

これが実に不快で、段々音が大きくなってきたので点検することに。

最初はショックや足廻りのガタかなと思いリフトアップし点検してもガタは無し。ロワボールジョイントブーツやタイロッドエンドブーツも破れ無し。ただタイヤを揺すってみると室内から似たような音が。

どうやらステアリング系に原因があるみたいです。

色々点検してみるとインタミディエイトシャフトと言う部品に絞れました。
さっそく注文して作業です。

ハンドルを直進状態にしてセンターがずれないように養生します。

 

 

 

足元のカバーを2箇所ほど外してフロアカーペットをめくります。

 

 

シャフトのカバーを取って、本体が見えました。

 

 

上下12mmのボルトだけなので緩めて取り外します。

 

 

新旧と並べても外観は変わりませんが、ちゃんと対策してありました。ユニバーサル部にOリングっぽい部品が追加されています。

 

 

アブソーバ部も抜けてしまっているのか、新品は硬いのに使用品はスッカスカです。

 

 

あとは逆の手順で組み上げて完了です。

 

 

試運転すると、無事に音は止まりました。

アルファードはこの手の修理は多いらしく、近いところでステアリングコラムが原因の事もあるみたいで。今回は安く終わって良かったです。

異音修理は再現が難しかったり、やってみないと分からない事もありますが、お客様と相談しながら作業を進めていきますので、もしお困りの事があれば是非お立ち寄り下さい。