半世紀生きたギター

こんにちは、みなさん暑い中ご苦労様です。
勝北SSの平井です。

外は暑いので、今日はアコースティックギターの弦を張り替えます。

 

 

このギター、僕が15歳の頃に母親から貰ったギターです。
1970年頃に製造されたモーリスという日本のメーカーのモデルで、気付けば50歳のギターで今では国産ビンテージと言われています。

まず、今の弦を外していきます。
外し終わったら指板(押さえる所)を掃除しておきましょう。
オレンジオイルやレモンオイルを塗って歯ブラシでキレイにします。

 

 

 

そして新しい弦を張っていきます。
今回は、ダダリオというメーカーのコーティング弦を張ってみます。
鉄の弦に特殊コーティングされているのでサビや劣化を防げます。

 

 

 

 

 

 

弦交換は初歩的な作業ですが、とても奥が深くその後の音程や弾きやすさに影響します。

しっかりチューニングを合わせて完了です。

この1970年頃の日本では、本場アメリカのギターは高すぎて買える人は一握りだったそうです。

日本の木工所(家具メーカー等)が、アメリカ製ギターの模倣品を作り始めたのが国産ギターの始まりと言われています。

ほんとに、おもちゃのようなギターもありますが、このギターのように長く演奏できるモノもあり面白いです。

このギターはいつまで長生きしてくれるでしょうか。